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塾長からのメッセージ

 
hirano
学習塾マイポート 塾長
平野晃人
 

さて、こんな古くからの格言をご存知ですか?
『 人に魚を与えれば、一日食べさせることができる。魚の釣り方を教えれば、一生食べさせることができる』

この格言を『子どもと勉強』に置き換えて一度考えて頂きたいと思います。私たち大人が、目先のテストで点数を取らせることのみを目標にして子どもたちに勉強をさせることは、果たして本当に子どもたちのためになるのでしょうか? 

 一般に『塾』の指導方法は、目先のテストや入試を目標として、講師側からの一方的な『指示・命令』のもとで行われているのが主流だと思います。しかし、『宿題をやってきなさい』『これを覚えなさい』『~しなさい』などというような指示・命令的な指導のもとで勉強を続けていると、『答え』は一つであり、『答え』がわからないときに解決方法はあたえられるものだという偏った信念が形成されてしまいます。
 
 そして、次第に依存傾向が強まり、将来の夢も勉強の目的も自分が本当にやりたいことすらも自分に向けてではなく、外部に答えを求めるようになります。これでは勉強の動機が自分の内側から生まれてこないので、本当の『やる気』は生まれません。その結果、子どもたちは『テストが終われば勉強しない』『入試はまだ先だから勉強しない』『ダラダラ、シブシブ勉強する』『ゲーム・マンガばかり』といったようになってしまいます。

 それでも、学生時代は与えられた『答え』のもと、テストの成績さえ良ければ何でもうまくいくように感じられます。ところが、大人になるにつれて、『答え』は自分で見つけなければなりません。学生時代の勉強とは違い、『社会』の中では『答え』は一つとは限りません。
 
 自ら状況に応じて解決手段、方法を考えだし、『答え』を導きださねばなりません。時には『答え』が見つからない状況もあり得ます。事実、中学卒業と同時に塾をやめたのだけれども、高校に入ってどう勉強をしたらよいかわからず、成績が急降下してしまったなどというケースは珍しくありません。

 反対に、子どもの頃から『答え』を自分の内側に求める習慣を持ち、多少の困難にぶつかっても『なんとかやってみる』という柔軟な発想で行動できたら、子どもたちの人生はそれぞれがすばらしいものに展開していくはずです。
 
 今、ここにある自分を見つめ、なりたい自分を設定し、そこに向けて行動を開始し修正を加えていく。この過程こそが夢実現の過程であり、この過程をサポートすることが私たちマイポートの果たしたい役目なのです。

 とかく、私たち大人は自分たちの『したい』や『こうなってほしい』といった価値観を子どもに押し付けてしまいがちです。しかし、マイポートは子どもたちの『したい』が何であるのかに耳を傾け、彼らが自ら望む『未来』を実現するための『変化と成長』を手助けする存在でありたいと思います。

 そんな『自分』と『未来』が変わる塾。マイポートに是非ご期待ください。

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